【 長野県の工房にて横山氏が製作する Yokoyama Guitars 】

長野県に工房を構える ” Yokoyama Guitars ” 。製作は横山氏ひとりで行っている個人工房です。年間で製作できる本数も限られています。

「このボディシェイプであの材料の個体はないのかな?」
「ナット幅がもう少し広いモデルが好みなんだけど・・・」

などといったお問い合わせもいただいております。
今回は、そんなお客様のリスクエストにお応えできるカスタムオーダーについて触れてみたいと思います。

【 そもそもカスタムオーダーは可能なのか? 】

ベースモデル(ボディシェイプ)を選択してのカスタムオーダーが可能です。

基本シェイプとしてオーディトリアム、スモールジャンボをご用意しています。カッタウェイの有無&形状によってモデル名が異なりますが、基本シェイプは上記の2種類です。

イレギュラーモデルとしてニューヨーカーやドレッドノートも製作したことがありますので、ご希望があればご相談ください。

【 現在のオーダースタイル 】

2020年に入り、コロナの影響で、横山工房になかなか行くことができない状況が続いていましたが、現在では工房にて直接材料の選定が可能となりました。

ご来訪が叶わない遠方のお客様は、工房より選定材の画像をお送りさせていただき、お客様のサウンドリクエストも踏まえながら、オーダー材を選定しています。

【ボディシェイプ】

基本的にオリジナルのボディシェイプを採用しています。定番はオーディトリアム・シェイプです。ノンカッタウェイ・モデル『 AN 』、ラウンドカッタウェイ・モデル『 AR 』、フローレンタインカッタウェイ・モデル『 AF 』をラインナップしています。また、スモールジャンボ・シェイプ『 SJ 』や、オリジナルニューヨーカー・シェイプ『 N 』など、様々なオリジナルシェイプを製作しています。詳しくはお問い合わせください。

【ボディ・マテリアル/トップ 】

ボディートップには定番のシトカスプルースやレッドシダーはもちろん、横山氏が精力的に取り入れているホワイトスプルースや、厳選したベアクロウのジャーマンスプルース等をストックしています。その他、イングルマンスプルースやアディロンダックスプルースも同じ様に、横山氏本人が厳選した極上品をストックしています。

ボディトップ材も、個人工房とは思えないほど幅広くストックしています。

求めるサウンドのイメージからご提案させていただきますので、「どれを選んでいいのかよくわからない・・・」という方でもお気軽にご相談いただければと思います。

【 サイド&バック 】

Yokoyama Guitarsは個人工房ならではの材料をストックしています。 

いわゆる王道のインディアンローズウッドやマホガニーはもちろん、工場製のギターではなかなか採用することのない特殊な材料もご用意しています。材料は十分シーズニングさせ、完成後の狂いも最小限に抑えています。

【 指板&ネック材 】

指板材は、ほとんどのオーダーが定番のエボニー材ですが、それ以外の材料もご用意しております。

エキゾチックエボニー、ブラジリアンローズウッド、マダガスカルローズウッド、メイプルなどがございます。 フレット数も20 or 22フレットからお選びいただけます。

また、ネック材ですがアフリカンマホガニー2P or 1P、ホンジュラスマホガニー2P or 1P、アクアティンバーマホガニー1Pをストックしています。特にホンジュラス&アクアマホのワンピースは非常に貴重です。 工房にストック品がある時のみ指定が可能です。もちろんサウンドも変わってきますので、ぜひネック材にも拘っていただければと思います。

ブリッジ材も通常はエボニーですが、ブラジリアンローズウッドやマダガスカルローズウッドなどもございます。 ピンタイプのブリッジの他に、スルーブリッジもご用意があります。

【 その他のドレスパーツ 】

その他にもヘッドトップの天神材、ロゼッタ埋め込み材、バインディング材など細かな仕様ももちろんカスタム可能です。各パーツとも、木材の持つ素敵な色味を活かした仕上げです。

お好みのイメージをお伝えいただければ、そのような選定材料画像をご用意させていただきます。

【 こだわりのインレイ 】

せっかくのカスタムオーダー品。「できれば自分だけのカスタムポイントが欲しい。」という方にはカスタムインレイがお勧めです。

インレイワークは、横山氏や私も絶大な信頼を置いている ” OGAWA INLAY CRAFT ” 小川さんにお願いしています。毎回素晴らしいデザイン、技術で、お客様も納得の作品を生み出してくれます。

小川さんの工房は、豪雪地帯で有名な新潟県十日町市にあります。

製作開始前にPCでイメージ画を作成してくれますので、仕上がりのイメージも明確になります。 最初はぼんやりしたイメージだけでも結構です。ぜひご相談ください。

【ブレイシング】

ボディブレーシングにはスキャロップド・ラティスを採用しています。湿度による木材の狂いを最小限に抑え、ボディ鳴りを妨げないブレイスです。改良を重ねた横山氏オリジナルスタイルです。

【マシンヘッド】

マシンヘッドにはゴトーガット製『SGL510Z』を採用しています。1:21のギア比を採用しており、ストレスのないスムーズなチューニングか可能です。素早い調弦にもしっかりついてきます。

【フルオーダー】

ヨコヤマギターズではお客様のご要望に合わせたフルオーダーも可能です。ボディシェイプは横山氏が製作しているシェイプの中からお選びいただけます。ボディシェイプ、採用する材料によって価格が異なります。お見積もりは無料にて即ご提示可能です。

ご自身だけの1本のギターが欲しい、または自分だけの音色のイメージをお持ちの皆様でオーダー製作をご検討されているお客様は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

【 オーダーモデルの製作が始まると… 】

横山工房より要所要所でオーダーの進捗画像が届きます。

待っている間もワクワクして楽しいですよ。

【自分だけのスペシャルな1本をオーダーしてみませんか?】

お客様だけのスペシャルな1本に仕上げます。 

【基本販売価格】:363,000円(消費税込み)

※表示の価格は基本価格です。正確な金額は別途お見積りさせていただきます。

スタッフと一緒に長野県はYokoyama Guitars工房にオーダーツアーへ行きませんか?もちろん、お客様一名様から工房へ行くことが可能です。

メリットは下記の通りです。

1. 長野県の工房で製作者本人に自分の希望をダイレクトに伝えられる。
2. 使用する材料を自分の目と耳と感覚で実際に選べる。

個人製作家に直接オーダーできることは稀です。

オーダーの際はスタッフが長野県の工房まで同行し、製作者本人とは違った観点から今まで培った経験をもとに様々なアドバイスをさせていただきます。

※オーダー費用として税抜¥30,000-のアップチャージがかかります。

ご来店でも、お電話でも、メールでも結構ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。簡単なお見積もりは無料にてその場ですぐにお出しできます。

材料の選定、音の追求、デザインの考案、全てにおいて横山氏自身が試行錯誤をしながら、一本一本丁寧に作り上げています。自然の物を相手に、材料が持つ個性を最大限に引き出す技術がここにあります。デザイン面においては、その都度工夫を凝らして装飾されています。

大量生産品の様な同じデザインのギターが大量に溢れる事がないのも、ハンドメイド・アコースティックの醍醐味です。

そんな横山氏のすばらしい作品を、お客様のお手元にお届けしたいと思っています。
もちろんご購入後のアフターケアも横山氏とともに出来る限りバックアップさせていただきます。

一生お使いいただける、あなただけの一本を探してみませんか。

【 最後に。 】

カスタムオーダーをご検討されている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。もちろん遠方のお客様のカスタムオーダーも大歓迎です。

材料、オプションのご紹介ページはこちらです。