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写真家 八木 香保里さんに、念願の工房撮影をしていただきました。

2024.04.25

かねてより熱望していた、工房撮影。この度、写真家 八木 香保里(Kahori Yagi)さんに撮影していただきました。

八木さんには、東京より遠路長野県工房までお越しいただきました。東京の天気は生憎の雨でしたが、長野へ行くにつれて曇りに。天候に合わせ機材も吟味していただいての撮影です。

工房へ行く前に、最寄りのJR篠ノ井線 西条駅へ立ち寄りました。駅員の方に許可をいただき、ホームで撮影。近隣には、まだ桜や花桃も咲いており、とても良いタイミングです。

工房へ到着すると、早速撮影開始となりました。

高価な撮影機材を前に少し緊張気味ですが、ナチュラルに撮影いただき、いつも通りの雰囲気で撮っていただけたと思います。

今回撮影していただいた、写真家 八木 香保里さんのプロフィールを簡単にご紹介させていただきます。

八木 香保里 ( やぎかほり )

1974年 京都府京都市 生まれ

1998年 京都橘女子大学大学院 文学研究科 修士課程 修了

生活の場に出合う身近な景色や人物、動植物などに被写体を絞るスタイルで撮影しています。 主に自身の生活圏内で撮影することから、実際に暮らす街や実家のある京都市内を写した作品も多く制作しています。

写真の見えるかたちを考える「四月と三月」(2016年より近一志氏と共作)、横浜御苗場2019 レビュアー賞(ジム・キャスパー選)、The Editors’ Photo Award ZOOMS JAPAN 20182021 ファイナリスト、KPAキョウトフォトアワード・アワード部門 優秀賞(鈴木崇・選)など。

八木 香保里さんの写真はいつも文章とともにあり、観ているこちらが吸い寄せられるような、特別な魅力を持っています。

TOKYO OFFICE 橋川夫妻ともに八木さんのファンであり、「いつか工房の撮影をお願いしたい」と思っていました。今回ご縁があって、撮影をお願いする事が出来、本当に感激です。

撮影にあたり、八木さんからは一切指示や指定がありません。変な表現ですが、こちらは本当にいつも通りです。

簡単に製作に使用する機械や工具、治具などを説明し、見ていただきます。

工房に響く、フィルムカメラのシャッター音が心地良いです。懐かしい感じもします。

話題は自然と、5月開催の「Tokyo ハンドクラフトギターフェス 2024」の展示内容に。思いの外、様々なモデルが出来上がったので、持参する個体を再度精査します。本当は全て持っていきたいのですが、その機会は6月の「オーダー相談会」に取っておきます。

TOKYO OFFICEでも、イベントの準備が着々と進められています。初めて製作するオリジナルクロスや、限定の奥多摩産「もみぢ」コースターなどなど。皆さま、ぜひ楽しみにしていてください。

また、追加製作中の「Leaf-Quiet」も順調に進んでいます。

今回の製作は、ナイロン弦モデルが2本(46.0mmナット幅のホワイトスプルーストップ&シダートップモデル)と、スチール弦モデル1本(ホワイトスプルーストップモデル)です。

八木さんのふとした一言で、端材を利用した企画も始まるかもしれません。さて、どうなるのでしょう。

今回の撮影、工房がどのように切り取られているか、とても楽しみです。八木さん、本当にありがとうございました。

皆さまも、ぜひお楽しみに。

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